小松は、加賀前田家三代利常公の殖産興業政策で職人が集まり、「ものづくり」をなりわいとして繁栄してきました。

現在では世界的な建設機械メーカーが生まれ、その協力企業等によって機械産業を中心とした産業クラスターを形成。また、高度な産業集積と技術力を活かして、日本一のシェアを誇るパーティションメーカー、世界的な電子部品メーカー、日本有数のバス製造メーカーやそれらの関連企業も立地するなど、多様な産業集積が進んでいます。そして、高機能繊維など高い技術を誇る繊維産業、九谷焼や小松瓦などの伝統産業も盛んです。

こまつの杜

小松駅東側にある「こまつの杜」では、世界最大級の大型ダンプトラック「930E」、そして日本に１台しかない超大型油圧ショベル「PC4000」も加わりました。実際に運転席に乗ることもできて、子どもたちも大喜び！
そのほか、施設内では、建設機械などをわかりやすく紹介しています。

EVバス

全国的にも珍しい電気の力で走るEVバス「宇宙バスこまち☆」が小松市内を運行中！車内は宇宙船をイメージしたデザインで、モニターには宇宙を旅する映像が流れています。
（2024年6月追記　運行は終了しました。）

航空プラザ

「航空プラザ」は小型飛行機からジェット機までそろう日本海側唯一の航空博物館。飛行機型遊具も人気で、たくさんの子どもたちでにぎわいます。本物のシミュレーター体験や、旧政府専用機の貴賓室も展示されています。

自動車博物館

国内外で活躍した車が並ぶ「日本自動車博物館」。常時約500台が12,000平方メートルという広大なスペースに展示されています。

幼少期から一貫した「ひとづくり」と「学び」の循環

情報化と国際化のスピードが加速したことで価値観が多様化した現代社会。より一層魅力ある「まちづくり」のため、そして時代を創り、次代をつなぐための「ひとづくり」を大切にしています。

小松市では人の力は学びによって一層高まると考え、まち全体を学びのフィールドとし、幼少期から学生、社会人、その先に至るまでライフステージに応じた「学び」の充実を目指しています。

公立小松大学

小松駅のすぐそばに中央キャンパスを構える、「ものづくり」「保険医療」「国際文化交流」を学ぶことができる4年制大学。グローカルな人材育成を目指しています。令和4年4月からは大学院も開設。「サステイナブルシステム科学研究科」として、時代や社会にしなやかに対応できる学生を育てます。

サイエンスヒルズこまつ

「未来を創るひとづくり、ものづくり」をテーマに作られた小松駅東口すぐに立地する大型施設。「ひととものづくり科学館」と「こまつビジネス創造プラザ」の２つの施設から構成されていて、科学が好きになる仕掛けがいっぱい。最先端の科学を探求できます。

サイエンスヒルズこまつ

こまつ市民大学

世代や立場、組織を超えて、地域で活躍する人材育成拠点（学びの場）として、社会人向けの講座を開講。まち全体を学びのフィールドにして、市民の学びのチカラを引き上げています。