【まもなく北陸新幹線駅開業】第6弾!「こまつプリン」の全貌に迫る
2024年3月16日の北陸新幹線「小松駅」開業まで、あと数日となりました。今回の【まちのみなさんに聞いてみました】シリーズは、発表ほやほや「こまつプリン」を大特集!こまつプリン親善大使に任命された「ほくりくアイドル部」に開業への期待をお聞きしました。
始動!【こまつプリン百物語】
【まちのみなさんに聞いてみました】シリーズ第4弾でご紹介した【こまつプリン百物語】。3月8日に発表会があり、小松市内21の菓子店やベーカリーが試行錯誤して完成した「こまつプリン」がお披露目されました。その数、30種類以上!個性豊かな、さまざまなプリンが勢揃い。
会場となったKomatsu九「ギャラリー&イベントエリア」には、たくさんの報道陣が。宮橋勝栄小松市長は、ポムポムプリンのタイピンをつけて登場です!
こまつプリン、ラインナップ✨
小松市をプリンで盛り上げようと始まった、オリジナルプリンプロジェクト【こまつプリン百物語】。それぞれの店のこだわりや歴史が物語として受け継がれていくように、との願いも込められています。
「こまつプリン」の定義をここで。
そう、このカブッキーシールが貼られているものが「こまつプリン」。大きなプリンを抱えたカブッキーを目印にしてくださいね。
それでは、参加21店のこまつプリンを全てご紹介します!
◆フランス菓子 赤い風車/パンプキンプリン、クレームカラメル
「フランス菓子 赤い風車」のこまつプリンは、開店から40年にわたり愛され続けている蒸し焼きのプリン、2種です。〈クレームカラメル〉はほんのり苦めのカラメルを効かせ、ミルクと卵の風味が口いっぱいに広がるカスタードプリン。そして、ほくほくのカボチャにミルク、生クリーム、砂糖をベストバランスで仕上げた〈パンプキンプリン〉です。
◆パンの朝顔/だしぷりん
牛すじの煮込み入りカレーパンなど居酒屋コラボパンを展開する、居酒屋併設の「パンの朝顔」。今回は、一歩間違えれば茶碗蒸しになりかねない〈だしプリン〉に挑戦。半年以上試作を繰り返してようやく完成したプリンは、昆布やかつお節がふわっと香るシロップを、とろっと濃厚な生プリンと絡めながら味わいます。みたらし団子のような和洋折衷の新感覚プリンです。
◆パンあづま屋/なめらかプリン、こくまろチーズプリン、抹茶プリン
創業70年、小松のソウルフード〈ホワイトサンド〉で有名な「パンあづま屋」からは、クリーミーでなめらかなプリンを3種。シンプルなカスタードが美味しい〈なめらかプリン〉に、チーズとカスタードを2層にした〈こくまろチーズプリン〉、そして大納言小豆をしのばせた〈抹茶プリン〉。パティシエの看板娘が作る優しい味わいです。
◆あんずの木 愛ラボキッチン/ライスぷりん
地元の農家や福祉施設と連携してさまざまな商品を展開する「あんずの木 愛ラボキッチン」からは、ちょこんと絞った生クリームが可愛い〈ライスぷりん〉。もっちりとした玄米のジュレと、つるんとしたプリンを組み合わせた斬新なプリン。柔らかいお米の粒が食感のポイントで、軽い食事としてもおすすめです。
◆極生プリン専門店 いけ田 小松店釉/極生プリン
野々市発祥、全国展開する「極生プリン専門店 いけ田 小松店釉」は、絹のようななめらかな口どけの極上生プリンを販売しています。こまつプリンとして揃えたのは3種。素材の豊かな味わいが広がる〈スイート〉、苦めのビターソースと優しい甘さのハーモニーが癖になる〈ビター〉、カカオの風味にこだわった〈チョコ〉。ころんとした瓶も可愛いプリンです。
◆河田ふたば/こまつプリン大福
1952年創業、加賀の餅文化を継承する「河田ふたば」からは〈こまつプリン大福〉です。餅菓子が得意なお店とあって、ぽちゃぽちゃの大福をプリンとコラボレーション。カラメルとあんを練り合わせた甘苦いあんは、なんとも濃厚。口どけのよい大福とプリンが奏でるなめらかさにこだわった、新感覚の餅菓子です。
◆加賀菓子処 御朱印/御朱印まんじゅうプリン
「加賀菓子処 御朱印」からは〈御朱印まんじゅうプリン〉を販売。店名にもなっている銘菓「御朱印」はチョコレートのおまんじゅう。こまつプリンにはこの銘菓をオマージュして、プリン生地の上に生チョコを敷き詰め、カカオニブのざくざくしゃりしゃりした食感も楽しめるプリンに仕上げました。食べたら納得の、まさしく「チョコまんじゅう」なプリンです。
◆宿場町カフェ(あわづ温泉喜多八)/あわづプリン
2022年に粟津温泉「喜多八」のエントランスカフェとしてオープンした「宿場町カフェ」。大人のプッチンプリン〈あわづプリン〉として、素材にこだわり、シンプルだからこそ味わいが引き立つプリンを目指しました。ぷるんと揺れるプリンにきゅん!口に入れると洋酒の香りが広がり、ほろ苦いカラメルが大人の風味を添えます。
◆ツキトワ by meigetsudo/こまつプリンばあむ
バームクーヘン専門店「ツキトワ by meigetsudo」からは〈こまつプリンばあむ〉。40年間受け継がれてきたオリジナルレシピのバームクーヘンの中に、プリン羊羹をぎゅっと詰め込んでいます。白山の伏流水を使って作った白餡がベースの羊羹は、あっさりとした上品な味。カラメルソースをかけて食べると、濃厚なプリンに大変身!味わいの違いを楽しんでください!
◆和菓子司 徳田盛華堂/加賀かほる棒茶ぷりん
1936年創業、きんつばが有名な「和菓子司 徳田盛華堂」からは〈加賀かほる棒茶ぷりん〉です。小松の老舗「長保屋茶舗」の《加賀かほり》をじっくりと濃く抽出してミルク感たっぷりのプリンに仕上げています。卵を使わず寒天で固めているのも特徴で、プリンとムースを合わせたようななめらかさ。口に入れた後のほどける食感と、上品な棒茶の香りが楽しめます。
◆長池彩華堂/プリンせんべい、抹茶クリームぷりん
お煎餅の専門店「長池彩華堂」は2種。プリン液に小麦粉を混ぜて焼き上げた〈プリンせんべい〉は別添のとろりとしたカラメルと一緒に食べることで、カリッとしたプリンに。常温保存ができるのも魅力です。〈抹茶クリームぷりん〉は初代が京都で修業したことにちなみ、京都の抹茶をカラメルにしました。香り高い抹茶がアクセントのプリンです。
◆浜のぷりん/プレーン、ほうじ茶
2022年に安宅地区でオープンした「浜のぷりん」からは、安心安全にこだわる人気のプリンを2種。能登の卵と三温糖を使った素朴な〈プレーン〉は、子どもから年配の方まで皆に愛される懐かしい味。〈ほうじ茶〉は「長保屋茶舗」の茶葉を使い、香ばしさが際立つプリンに仕上げました。
◆芳生堂/プリン×こし餡
1918年、大正期に創業の「芳生堂」のこまつプリンは〈プリン×こし餡〉です。試行錯誤を繰り返し、和菓子屋らしいプリンを追求して完成した逸品は、時間をかけてゆっくり炊き上げたこしあんと、なめらかな卵のプリンをコラボレーション。和洋2層が口の中でとけ合うハーモニーが楽しめる、老舗のプリンです。
◆マルニシ/開運!生どらプリン
どら焼きが看板商品の「マルニシ」からは、小松のパワースポット「安宅住吉神社」の難関突破の神様にあやかった〈開運!生どらプリン〉です。小松産の小麦と餅粉を使って焼き上げた皮は、どっしり&もっちりとした食べ応え。重めの皮に合うようプリンのあんには豆乳を使い、黒糖みつを染み込ませています。生クリームと一緒に食べるとあっと驚く和風プリンに!
◆スイーツガーデンマルフジ/黒蜜きなこプリン、抹茶あんこプリン、黒ゴマプリン
お菓子のテーマパークを展開する「スイーツガーデンマルフジ」は歌舞伎の3色の幕「定式幕」をイメージした3種類のプリンを販売。小松産きなこの〈黒蜜きなこプリン〉、オリジナル抹茶を使った〈抹茶あんこプリン〉。そして、特製〈黒ゴマプリン〉。上に乗っているクッキーはそれぞれ味が異なり、混ぜて食べるとカリッとした香ばしさが加わって、何度も楽しめます。
◆むらなか菓子舗/プロテイン入りいきいき生活プリン
おまんじゅうとお餅の専門店「むらなか菓子舗」は〈プロテイン入りいきいき生活プリン〉。口に入れると溶けてしまうなめらかさで、高齢の方にも美味しく栄養補給してもらいたいと開発した、プロテイン入りの優しいプリンです。甘さひかえめの特製こしあんとミルクプリンを二層にし、なめらかで滋味深い味に仕上げました。
◆瀬々らぎの森 モリスベーカリー/加賀棒茶と柚子のVEGANプリンケーキ「柚月」
小松の山間にあるベーカリー「瀬々らぎの森 モリスベーカリー」は〈加賀棒茶と柚子のVEGANプリンケーキ「柚月(ゆうづき)」〉。動物性の食材・卵・乳製品不使用のヴィーガンスイーツとして、香ばしい加賀棒茶プリン、小松産ゆずのマーマレード、小豆プリン、小松産米粉とゆずのブラウニー、チョコレートなどを重ねた繊細なプリンケーキです。
◆お菓子処 山口堂/ジャンボじろ飴プリン、みたらしぷりん
「お菓子処 山口堂」からは看板商品「じろ飴」を使ったプリンです。手間ひまかけて丁寧に作られたじろ飴は、うなぎのタレや和菓子のあんなどには欠かせない伝統の味。〈ジャンボじろ飴プリン〉はじろ飴をカラメルソースの代わりにしのばせました。〈みたらしぷりん〉には地元のしょうゆを使い、ほんのり甘じょっぱく仕上げた優しい味わいです。
◆山田菓子舗/まんじゅう屋のプリン
まんじゅう専門店の「山田菓子舗」からは〈まんじゅう屋のプリン〉です。あんにこだわる和菓子屋らしさを出したいと、プリンに近い食感の水羊羹に、抹茶プリンを合わせ2層に仕立てました。さらに透明感のある美しいグリーンは《日用の苔》をイメージし、小松のまちを表現しています。生産個数に限りがあるため、販売個数制限を設けているそうです。
◆行松旭松堂/ティラミスプリン羊羹
1837年創業、小松で一番古い和菓子店「行松旭松堂」からは〈ティラミスプリン羊羹〉。皆に愛される一口羊羹でプリンを作りたいと、何度も試作を重ねて完成したそう。濃厚なプリン羊羹にココアをまぶし、ティラミスのようなしっとりなめらかな一口羊羹に。日持ちは2週間と長めなのも嬉しいですね。
◆菓子工房よどがわ/クリームプリン加賀棒茶
ロールケーキが有名な「菓子工房 よどがわ」は〈クリームプリン加賀棒茶〉をこまつプリンに。加賀市の製茶場で生まれ育ったパティシエールが厳選した「丸八製茶場」の加賀棒茶をふんだんに使ったプリンです。ホワイトチョコで閉じ込めた加賀棒茶の香ばしさが口いっぱいに広がる逸品に仕上がりました。一粒のアラザンが宝石のよう!
現在31種類の「こまつプリン」がありますが、百物語と銘打っているように、これからどんどん増えていくそうです。どんなプリンが登場するのか、楽しみですね。
小松の新しい名物「こまつプリン」。市内に点在するお店をめぐりながら、小松のまちの人情や風景にも触れてみてください!
こまつプリン親善大使「ほくりくアイドル部」
さて、これらこまつプリンの普及活動を任されたのが、北陸を中心に活動するアイドルグループ「ほくりくアイドル部」です。発表会では「こまつプリン親善大使」の任命式が執り行われました。
なんと、北陸新幹線小松駅の開業に向けて、歌詞に小松の魅力をこれでもかと詰め込んだ応援ソングを発表するそうですよ。これまた楽しみ!
甘いものが大好きというメンバーのみなさん。試食会ではわいわい!
「ん〜、おいしい♡」「これも好き〜♡」
早速、こまつプリンをPR!もちろん宮橋市長もPR!
ほくりくアイドル部には、小松出身のメンバーもいるんですよ。
ちなっぺこと、加藤千夏さん。くりくりのぱっちりお目々がとってもキュートな16歳!
加藤さんが試食したのは、マルニシの〈開運!生どらプリン〉です。
「皮がもっちり!中に挟んだ固めのプリンや生クリームとの風味のバランスがとってもいいです♡」
と食レポしてくれました。
加藤千夏さんの北陸新幹線への期待
さてさて、可愛さはじける加藤千夏さんに、北陸新幹線「小松駅」開業の期待を聞いてみました。ちなみに、加藤さんが小松で一番好きな場所は、サイエンスヒルズこまつだそう。科学好きな加藤さん、小さい頃からよく通っていたんだとか。
ハードもソフトも揃って、北陸新幹線小松駅の開業を今か今かと待つ小松。こまつプリン親善大使「ほくりくアイドル部」も加わり、盛り上がりは最高潮。
開業日、3月16日はもう目の前です!!