こまつは、水と空気と人の良いところ
小松に住む人たちの本音をお伝えする「まちのみんなの声」。
第4回目は、蜂谷(はちや)さんご一家です。
Q. なぜ、小松市に?
[奥さん]
東日本大震災がきっかけで東京から移住しました。子どもが喘息になり、子育てを考えると東京から出た方が良いと考えていました。ちょうど主人の祖父の家が小松に残っていると知り、まずは週末だけ小松で生活をしてみました。
まず、驚いたのは水のおいしさです。いつも食べているお米の味が数段おいしく感じ、お味噌汁も同じ味噌なのに全く違うおいしさでした。
空気もきれいで、想像していたより寒くなかったですね。
Q. 最初は奥さんと娘さんだけ移られたと…
[ご主人]
仕事の引き継ぎがあり、1年半かかりました。前職は辞め、今は別の仕事をしています。
Q. 小松市の魅力をどこに感じますか?
[奥さん]
季節を楽しめる環境です。夏は安宅の海や白山麓の山々。冬はスキーを楽しんでいます。こちらに来てからは毎朝「朝活」で散歩をしています。季節の移ろいを肌で感じることができます。
また、意外に感じられるかも知れませんが、小松空港を利用することで、海外がとても近いですね。東京ですと成田空港まで結構時間がかかりますから。
病院は小松市民病院を利用していますが、対応が良く、設備も充実しているので安心です。
Q. 子どもさんは広域通学をされていますね
[奥さん]
小松市には児童・生徒の通学区域に関わらず通学できる学校「広域通学モデル校」の制度があり、利用しています。子どもはあえて、小松でも山の方にある西尾小学校に通っています。生徒数50人以下の学校ですが、自然環境を活かした特別な授業や活動、地元の方との交流、きめ細かい指導をされていてとても満足しています。
子どもも自然を楽しんでいて、もちろん、喘息も治り、風邪もひかなくなりました。
学校を通じて地元の方と家族ぐるみの交流もでき、小松の方の優しさを感じています。
Q. 生活には慣れましたか?
[奥さん]
食事の面では、野菜・果物が新鮮です。また、近くのスーパーで普通に売っているカレイやカワハギがとてもおいしく、豚肉やお豆腐もおいしいですよ。
お隣りの能美市のゆずがおいしく、そのゆずを使ったケーキやちらし寿司、ポン酢などをつくる「 能美柚子ゆうゆう倶楽部」に所属しています。
Q. ご家族で楽しんでいることは?
[ご主人]
家族みんな、温泉が好きなので、小松はもちろん、石川県内のいろんな温泉に通っています。
ピュア涌泉寺(小松市中海町)や一里野温泉や温泉旅館にも家族旅行で行っています。
Q. 小松をPRするとすれば、どこがポイントですか?
[奥さん]
子育てに最高な街だと思います。
自然が身近にあり、季節を通じて楽しめる環境。安心できる新鮮な食材が身近にあり、地域の方もとても優しく「ほっこり」できる街です。
(取材は2016年11月)
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