マガジンのカバー画像

〈こまつ〉みんなのnote

49
グルメ、おでかけ、イベント情報まで。みなさんが〈こまつ〉について書いた記事をまとめました。
運営しているクリエイター

#うつわ

新しい風が吹く。九谷焼作家さんとの出会い| #うつたび 九谷焼編

九谷焼の歴史を知り堪能した後で、すてきな出会いがありました。それは小松でものづくりをする若手作家さんとの出会いです。緒方康浩さんのご紹介で(ありがとうございます!)、能美市にある「九谷陶芸村」へお二人の工房を見学させていただきました。 ※「九谷陶芸村」では若手作家の育成として職人工房を貸し出しています。 絵本の挿絵のよう、ユーモラスな絵付けの堀畑蘭さん 一人目は堀畑蘭さん。石川県立九谷焼技術研修所をご卒業後、デンマークへ留学を経、さらに九谷青窯さんで三年働かれてから独立

九谷焼を知るならギャラリーへ| #うつたび 九谷焼編

これまでVol.01 Vol.02と、九谷焼の窯元さんをめぐってきましたが、いやそもそも九谷焼って?九谷焼のことまだよく知らないんだけど、、というみなさん。今日はそんなあなたにぴったりなギャラリー探訪のお話です。 洗練された九谷焼複合文化施設「CERABO KUTANI/九谷セラミック・ラボラトリー」 まずなんといっても抑えておきたいのが「CERABO KUTANI/九谷セラミック・ラボラトリー(通称:セラボクタニ)」。製土工場、ギャラリー、体験施設や個人作家さんの工房な

同じ産地でも窯元さんによって個性はみんな違う| #うつたび 九谷焼編

前回に続き、九谷焼編です。 錦山窯さんを後に、緒方さんに九谷焼の窯元さんをご案内いただきました。 歴史ある蔵がギャラリーに「宮吉製陶」さん 最近ギャラリーを作ったという宮吉製陶さん。大きな蔵をそのままに、立派な梁がかっこいい!この壁の落書きにも歴史ありです。 九谷焼の窯元産の中では産地でも最も大きな窯元の一つである宮吉さん。大きな窯元さんだからこそ、多種多様なうつわを作られています。そんな中で見えてくる景色もあるのかも。ろくろ場など色々拝見しつつお話伺いました。 「九

九谷焼の産地は日本の北欧だった| #うつたび 九谷焼編

「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」ならぬ、飛行機を降りると雷雨が吹き荒れていた。それが今回訪れた石川県小松市。九谷焼の産地です。 九谷焼とは? みなさんは九谷焼ご存知ですか?緑、黄、赤、紫、紺青の五彩の上絵付けが施された磁気のうつわです。緻密かつ豪華絢爛な紋様と色彩感覚が特徴で、石川県で作られている伝統工芸のうつわです。 そんな九谷焼をめぐる今回の旅は〈きほんのうつわ〉スタッフのikariさん、misakiさんと一緒に緒方康浩さんにご案内いただきました。 暗い北陸