【潜入!小松のおすすめスポット】オープンほやほや!小松駅高架下〈コマツナイン〉
こんにちは。北陸新幹線小松駅の開業が、あと半年と迫ってきました!来年3月16日の開業に向けて、小松はどんどん盛り上がっていますよー。
今日はオープンほやほや、小松駅の高架下に誕生した「Komatsu 九(コマツナイン)」をご紹介します。
Komatsu 九(コマツナイン)とは?
「Komatsu九」を一言でいえば、小松市の観光交流センター。ですが、単なる観光案内所にとどまらず、カフェ、ショップ、コワーキングスペース、ギャラリー&イベントエリアを備えた、交流施設になっています。
施設のテーマは「待ち合わせ、鉢合わせ、巡り合わせ」。たくさんの人やモノ、情報が集まって、ここから交流が深まることを目指しています。
ロゴは漢字の「九」の形。そして四角いブロックをよーく見ると・・・小松のシンボルの松をはじめ、九谷焼や歌舞伎といった、小松の文化が散りばめられているんです。どれが何のマークかわかりますか?
リーフレットにその答えが!気になる方はこちらからどうぞ。
9月18日にグランドオープン
一部の飲食スペースは6月に先行オープンしていたのですが、このたびグランドオープン!9月18日にはお披露目のイベントが開かれました。10時のスタートとともに、大勢の人たちが訪れて大賑わい。
駅近くの龍助町の獅子舞のステージ、組みひも作りや九谷焼の絵付け体験など、子供から大人まで楽しめるワークショップもありました。みんな楽しそう!(ちなみにこれらの体験教室はオープニングイベント限定です)
4つのエリアをご紹介
Komatsu 九は4つのエリアに分かれています。順番にご紹介していきますね。
◆スーベニア&カフェエリア
まず東口側から。1つ目は、新幹線の改札口となる場所の目の前にある「スーベニア&カフェエリア」。お土産ショップとカフェが入っている区画です。
このお土産ショップは「小松土産店(こまつとさんてん)」。お土産ものを売っているだけではなく、観光案内も兼ね備えたコンシェルジュサービスが特徴。【みやげ】ではなく【とさん】と呼ぶのは、土地の産物を紹介するお店だというこだわりから。小松のいいものを、ただ置いておくのではなく、伝えることを大切にする発信拠点になりたいとのこと。
地元食材を使った「こまつもんブランド」など、北陸地域のお菓子や農産物、お酒や工芸品に至るまで、魅力的な商品がたくさん並んでいます。その数、約1000点!
眺めているだけでウキウキ。今後は北陸新幹線の延伸都市などの商品も展開していくそうです。楽しみ!
そして通路を挟んで、大きなガラス張りのスペースには、横浜発のスペシャルティコーヒー専門店「UNI COFFEE ROASTERY(ユニコーヒーロースタリー)」。フードメニューには小松のお菓子を使ったり、地元のアーティストのオブジェや器、お香などを販売したりしています。店名が入ったタペストリーも地元の織物会社が手がけたもの。織物とは思えない繊細な表現に息を呑みます。
たとえば、小松の鬼瓦職人が立ち上げたブランド「GAWARA」のオブジェは、Komatsu 九のオープンに合わせて「松」をモチーフにした新作。金沢はつやつやした黒瓦(写真左)ですが、小松では茶色の赤瓦(写真中央)。伝統文化をスタイリッシュに昇華させた素敵な商品が並んでいます。ドリンクやサイドメニューはもちろん、地元アーティストとコラボレートした店内の作品もぜひ楽しんでみてくださいね。
◆コワーキングエリア
さて2つ目のエリアは、コワーキングエリア。Wi-Fiはもちろん、コピーなどができる複合機も完備。会議室や小さいブースなどもあって、商談をはじめ、仕事や勉強に集中したいときにもおすすめです。
月額利用のほか、2時間500円、終日1,000円(高校生は半額)といった一時利用もできるので、フリーランスで働く方の打ち合わせ場所として使うなど、自由度が高いのも魅力です。
ワークスペースとしてだけではなく、仕事のネットワークを広げるお手伝いや異業種交流の場にもしていくとのこと。小松発!さまざまなコトやモノが生まれる場所になりそうです。
◆フードエリア
さて、今度は西口側。6月に先行オープンしていたフードエリアです。小松創業の「カレーの市民アルバ」に、低糖質のパンやベーグルなどが人気のベーカリー「BIKKE(ビッケ)」、そして北陸で展開する「らーめん世界」の系列店「焼きめし つねを」もあります。
在来線の改札口正面には「小松KABULET(カブーレ)」。こちらはフードコートになっていて、食事などをしなくても、待ち合わせや勉強などにも使っていい自由なフリースペース。
ピンボールがあったり、駄菓子コーナーがあったり、昭和の雰囲気を感じさせるのは、かつての小松を支えてきたお店の面影を散りばめているからなんだそう。小さな子どもから年配の方まで、いろんな人が集まって楽しめる居心地の良い空間になっていますよ。
◆ギャラリー&イベントエリア
そして最後は、ギャラリー&イベントエリア。外からオブジェが見える・・・と思ったら、土器!実は小松駅東側は「八日市地方遺跡」という弥生時代中期に大規模な集落があった場所で、なんとここから出土した1,020点の出土品が一括で国の重要文化財に指定されたという、すごい遺跡なんです。
長い歴史を感じさせてくれる展示とともに、大型モニターではさまざまな情報を発信。気軽にふらっと立ち寄れる立地を生かして、イベント会場などにも使えるようなレンタルスペースになっています。
まとめ
見る、知る、食べる、買う・・・など、いろんなことがぎゅぎゅっと体験できる「Komatsu九」。小松の魅力がコンパクトに詰まっています。高架下ということもあって、新幹線と在来線の線路を見上げながら、横丁みたいに細い通路をぶらぶら探検するみたいな感覚も楽しいですよね。
そして、ここが目指すのは、人々が集い交流できる場所。誰もが気軽に立ち寄れるフードコートやカフェ、コワーキングスペースなど、プライベートからビジネスまでさまざまに活用できるスポットとして、小松駅はますます賑わいの中心地になっていきそうです。
北陸新幹線 小松駅の開業は来年3月16日!
ここからまだまだ盛り上がっていきますよー。開業に向け、小松の盛り上がりをどんどんお伝えしていきます!お楽しみにー。