小松はどんどん“進んでいく”まち
小松に住む人たちの本音をお伝えする「まちのみんなの声」。第5回目にご登場いただくのは、平吹諒(ひらぶきりょう)さん・実歩(みほ)さんご夫婦です。
平吹諒さんは金沢市出身の25歳、実歩さんは能美市出身の22歳で、2022年に小松市に移住されました。お二人は、写真・動画共有SNS「インスタグラム」で開設1年足らずにして3万人(2023年1月現在)のフォロワーを持つインスタグラマー。主に20〜30代向けに、北陸の観光スポットやグルメ、宿泊情報など、カップルで楽しめるおでかけ情報をご夫婦で発信されています。
平吹さんのインスタグラムはこちら
ちなみに、小松のおすすめスポットを聞いてみると、実歩さんから「小松市ふれあい健康広場」(小松市日末町サ29-1)との声が。展望台はハート型のモニュメント越しに夕日が見えるという「恋人の聖地」サテライトとして認定されている場所なんです。しかも、海を眺めながらのんびりと過ごせるだけじゃなく、ゴルフやバーベキュー、キャンプもできる人気のスポット!みなさんもぜひ行ってみてくださいね。
発信は仲良く二人三脚。諒さんは企画と文章、実歩さんは編集やデザインなどを担当しています。狙い通り、公開後1ヶ月余りでフォロワー数は1000人を突破、4か月で1万人を超え、学生時代から起業を志していた諒さんは、インフルエンサーの活動に加え、企業向けのSNSコンサルタントとして小松を拠点に独立することに。諒さんは現在、SNSアドバイザーとして小松市の広報のお手伝いもしてくださっています。
そんな平吹さんご夫婦に、小松に移住した理由や、小松での暮らしなどについて伺ってみました。
Q . いつ小松市に引っ越されたのですか?
[諒さん]
2022年3月です。二人で一緒に暮らすために賃貸物件を探していて、当時働いていた能美市にある会社から近いこともあり、小松市に住むことにしました。
[実歩さん]
最初は能美市内で探していたんですが、物件が少なくて。小松市内には、カップルで住むのにぴったりの広さで設備が整った築浅の物件がたくさんあって、しかも相場も安かったので嬉しかったですね。
Q . ご結婚もされたんですよね。おめでとうございます!
[諒さん]
8月に入籍しました。小松市内に住んでいる先輩から、小松には新婚カップルに補助があると教えてもらって(こまつ新婚すまい応援金)。実は、それが結婚の後押しになりました。補助には所得制限があったのですが、ちょうど二人で会社を辞めて独立したタイミングだったのでとても助かりました。
[実歩さん]
賃貸でも家賃補助が出るというのはあまり聞かないので、小松市に住んでいて良かったです。
[諒さん]
若い世代への支援が手厚いですよね。赤ちゃんのいる家庭におむつを届けるサービス(赤ちゃん紙おむつ定期便)など、小松には子育てしやすい環境が整っているなと感じています。
Q. インスタグラムでは小松のおでかけスポットもたくさん発信されていますが、平吹さんのおすすめは?
[諒さん]
「セラボクタニ」(小松市若杉町ア91)ですね。自分だけのたった一つの九谷焼を作ることができて、楽しいです。雨の日のデート特集で紹介したんですが、反響がありました。
[実歩さん]
私は「パティスリーロリアン」(小松市下牧町ツ47-1)です。見た目にもすごく綺麗で、写真映えするんですよね。素材にこだわっていて味わいも上品。テンションが上がります。女子ウケ抜群です!
Q. 小松市の魅力はどこですか?
[諒さん]
僕は釣りやキャンプなどアウトドアが好きなので、自然がたくさんある環境は小松の大きな魅力です。いろいろなお出かけスポットがあって、どんどん発信したくなりますね。
[実歩さん]
思ったより飲食店が多くて、おしゃれなカフェがたくさんあるところですね。木場潟のカフェも景色が良くて、食事の後に散歩もできるので、お子さん連れの方も楽しめる場所があちこちにあるのも魅力だと思います。
Q. 小松市を一言でいうならどんなまち?
[諒さん]
〈進む〉まち!北陸新幹線の金沢から敦賀間の延伸は間もなくですが、小松に新幹線の停車駅ができることで街がより大きく発展していくのを期待しています。僕たちもSNSで地域活性化に貢献できるよう、小松をどんどん盛り上げて、発展を「進める」お手伝いがしたいと考えています。
[実歩さん]
小松は発信し甲斐のあるまちですよね。恋人の聖地「ふれあい健康広場」は駅からちょっと離れているので、駅前などに若者が思わず撮りたくなるような〈映える〉モニュメントがあったらいいな。小松にピンポイントで行きたいという人がもっともっと増えるように、小松の魅力的な場所をどんどん発信していきたいです。
(取材は2022年12月)